最近は弘前公園の桜祭りにてインバウンド向けのガイドをしていた翔です(ヘッダー写真)
私は2024年3月に関東から青森にUターンしたのですが、ほぼ必ずと言っていいほど聞かれる質問があることに気づきました
「津軽弁わかる?」
特に中高年の方々からよくこの質問をされます
私はこう返しています
「もちろん、18歳まで黒石市で育ったのでわかりますし話せます!」
すると皆さん嬉しそうな顔で、また普段通りの津軽弁で会話を継続します笑
正直60代以上の方々の津軽弁は1~2割ほど聞き取れていませんが、、、
Uターンしてから2ヶ月ほど青森で生活する中で、
津軽の人々は標準語よりも津軽弁で話す方が仲良くなりやすいと身をもって実感しました
実際に最近知り合った60代の方からは
「翔くんのいいところは津軽弁が通じるところだよね」
と言っていただき、日本語の中でも津軽弁という言葉の中で生活が紡がれていることを感じました
こうしてみると、津軽弁は本当に一つの言語なのだなと感じます
津軽弁に関わらず他の方言や言語でも、同じ方言・言語で会話できた方が心の距離が縮まりやすく、
仲良くなりやすいことは言えるような気がします
AIの発展により高精度の通訳アプリなどが徐々に台頭してきていますが、
同じ言語で会話する際の心の距離が埋まるような何とも言えない感覚を補うことは難しいと個人的には思います
とはいえ、別の方言・言語を使って会話していたとしても、
互いの文化的背景を尊重し合う態度が見て取れれば、心の距離が縮まる感覚は感じられると思います
(この間、津軽弁を教えてくれ!と私に言ってきた留学生を見て、そう感じました笑)
自分自身が一度県外に出たということもあり、こういった新しい気付きを持ちながら生活できることが何より面白いですね
県外から来たお客様にも、こう言った文化的側面も伝えていけたらいいなと思う今日この頃でした